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熱中症対策に関する安衛則の一部が改正されました。

2025/07/24

下の写真は、本日(23日)のガラス清掃現場です。

4F建て建物のベランダ外側のガラスを拭く作業ですが、もちろん手すりなどありませんので、柱ごとに水平親綱を張り、それに脚立を通して落下防止対策をとり、さらに自分のランヤードをかけ作業していきます。

朝の8時から作業を開始し、ワンフロアーを一人で作業しました。 ※写真は、最後にもう一人の作業員と合流したので、その時に撮ったものです。

網戸がみえますが、これがストッパーで固定されており、そのねじを外してまた付けるといった作業が、ことのほかめんどくさいです。

約0.8m×1.5mが64枚 柱を通過するとき、とても狭い 脚立がないと届かない

 

ガラス自体は枚数こそありますが、特段めんどくさいといったことはないので、まあ1時間もあれば次の箇所に行けるだろうと考えていました。

しかし、開始直後にはすでに気温30度に達しており、さらに東面ということもあり直射日光をもろに浴びながらの作業だったため、50分を経過したあたりから動きに若干ふらつきが現れ、ビスを外す手が震えだしてきました。やばいと思いましたが、途中の窓から入室できないため、なんとか最後まで拭いてスタート地点に戻りました。

実際は、1時間10分くらいで終わったのですが、このくらいなら大丈夫だと思い、水分を持って行かなかったことを反省しました。

さて、大半の方は既にご存じだと思いますが、今年の6月1日から熱中症対策に関する法令が施行通達されました。

弊社では、早くから熱中症に気を付けるよう指導はしておりましたが、ここ2~3年の気温の上昇は本当に危険だなと感じていた矢先に、法律が改正されたといった感じです。

私は、役所のリーフレットやネットでその対策方法を調べたのですが、どれも似たり寄ったりで、弊社のような高所作業向けではありませんでした。

実際、熱中症にかかる前の状況を他人が判断するのは非常に難しいですし、本人ももう少しは大丈夫だろうという気持ちが働いて、気が付いたら重症化する場合がほとんどではないでしょうか。

また、高所作業では熱中症にかかると宙吊りになってしまうリスクがあります。被災者を日陰につれていきたくても、まずは地上に降ろさなければなりません。普段トレーニングをしている方でも、実際の有事の際に、救助できる人は数少ないでしょう。

そうなると、やはり予防対策が重要だということになります。

そこで、弊社では現場ごとの熱中症予防対策フローチャートを作成し、従業員に周知させています。

なぜなら、現場にはいろいろな特徴があり、それぞれの特徴にあわせた対策を周知させないと意味がないからです。

例えていうと、火災の避難訓練と同じで、発生場所によって避難経路が変わるということです。

今回は、その現場別「熱中症予防対策フローチャート」をブログのほうでご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

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